スピリチアル夢歩き

モノトーンスピリチアル
父方の爺様(御歳95)が先祖の墓参りに行く…との事で車を出すことに。といっても隣の町なのだが、父親の思惑としては、商家として成功していた我が家の家系…その本家、その先祖を見せたかった…という辺りだろう。隣町は土地余りからか、最近開発されつつあるのだが、それでも尚、歴史を感じさせる町並みが一部に残っている。その町並みを縫って入ったその寺が、また大層歴史の在る(それこそ徳川とかいう言葉が出てくるくらいの)所らしい。私は神とかは眉唾とか思っているタチだが、不思議と何ともいえぬスピリチアルな物を感じずにいられなかった。それは血が殆ど関らない大きな先祖(?)の墓にではなく、そこかしこに見られる真言にでもなく、空へ伸びる樹々達に、だ。電線も周りに全く無く、そこだけ時代から切り取られたかのように。それでいて彼らは知っている。そんな気がした。面白いもので、そんなスピリチアルな接触があると、その後の様々が興味深く聴こえるのだ。
「この墓の門の鎖は戦時調達に持っていかれてね」
「ここの牡丹は古くて綺麗だろ? NHKも取材に来た事があるんだよ」
「この家の奥には…ね、この通り稲荷があるんだれど、後ろに在るのが本榊。最近では珍しいみたい。御神木だね」
「これが、この家。改装しても残してる部分があるから変わらないよね?」
最早、親戚を通り越して他人といえる関係なのに、本家の人の話はすんなりと聞けた。面白いこともあるもんだ。古い写真と古い家ってだけなのにねえ。
ゲームとか
深淵。2chのスレもトキリンのblogも最近活性化しつつある。トキリンのリップサービスもあろうが、第二版に向けて動いている…ように見えなくも無い。時代から取り残される前に刷新されて欲しい。遊びやすく幻想的に。新しく夢歩く時代は来るのか…。
『我は見つめる者。汝の生きざま、とくと見届けよう』