それなら、僕らはもう大丈夫だね

ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)

ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)

下巻である。昨日のテンションのまま、一気に読み進めてしまった。正しく、ジュブナイル小説だった。子供が青年へと登るときに誰もが体験するらしい…そんな自己との対峙がテーマだ。兎に角、主人公はどこでも色々なものと対峙する。ふたりだ。旅の仲間はいるけれど、色々な事があって、問題とぶつかるときはいつもひとり。対峙するから、ふたりなのだ。死の幻影を見たときも、運命の塔を登るときも、女王と会うときも、そして…最後に彼と別れるときも。中々、良い絵ばかりで、うーん、こういうのも良いね、と思った。
けれども、説明不足な点も多かったと言えるかもしれない。主人公の冒険で、主人公を追いかけているのだけれど、読者として俯瞰して世界を見たとき、説明が足りてないように思った。主人公がこうしてる間、彼等は? とかが。極めつけはオチで。まあ、綺麗ではあった。それなりにスッキリしてたと思う。けど、それなら第一部は、別にあんなに長々やらなくたって良かったんじゃないか? お母さんの嘘とか、そこら辺の真偽はどうなの? 前を向いたらもう良いの?*1 …とか。でもまあ、瑣末な点ではある。最後の対峙は本当に良かった。すごい、すごい、好きだった。

これは強がりだ。

すごい、すごい、好き。いやあ満足でした。
それにしても、この長さだけど、映画に出来るのかな。カットできる部分は少ない気がする。まあ、冒険に出るまで…が、かろうじて、少し、かな。けどアレを取っ払うと幻界の成り立ちも不明になりそうか…。ホントにどうなんだろ。
アニメとか
ひぐらしのなく頃に児童虐待に合いながら、宗教儀式を結びつけてそれを認めない娘。さあ、来週は…いよいよ祭りの日ですか。
ネタとか
私は創価学会員でした。一部の狂信者は怖い。そして一番怖いのが、この問題がさり気ないくらい身近にあって、次の瞬間、今まで普通だったヒトとの繋がりが失われるかもしれない…という部分だ(あくまで喩えね)。俺は…無宗派で。
PS3はゲーム機に在らず。ああ、其処は予想していたんだ。其処は。ただ、開発が難しくなる部分をプログラマに丸投げする姿勢はどうかと思う。ツールは? そんなものに頼りすぎるな、PS3は何でもできる? 本体自身に自由度がある? それって、PS3のゲームパッケージに「推奨PS3スペック」を記載しろって事? ああああ、これでゲームソフトは揃うの? いや、エンタメソフトは揃うの? だっていいですよ。クタラキさん?
俺は…もう…女を信用しない!!! コレは確かに特殊メイクの類だ…。スッピン=綺麗…は、もう都市伝説ですかorz
大人の事情でこの娘は18歳=OK。散々大騒ぎした児ポ法ですが、そういうことだそうです。まあ、平面じゃなあ。
薄さ3mmでクレジットカードサイズのUSBメモリ。いよいよ、こういう時代が来ましたか。いいですよ、ええ。

*1:特にヒロインに対する何故…は多いかも。