週末は

ゲームをしたら良いじゃないのさ!!!

土曜日15時間くらい熟睡こいたけどな!!!

ゲームとか
D&D3.5e。英雄の残した善の使途編。DMで。先の勇者の喪に服す街。多くの貴族達が列席する中、テロが起こる。逃げ惑う人々と、広がる混乱と、爆発と、そして――デヴィル。PC達は混乱を沈める為に騒ぎの中央に躍り出、そこで混乱を広げているドロウの魔術師と、ゴーレム、剣士と対峙する。

「この混乱に誘われやってくるとは…貴様が善の楽師クィンスか」
「…」
「すると…成る程、こやつらが善の使途と言う訳だな? 目的は達したぞ」

一行の顔を覚えた後、空を飛び去っていくレンジャー。一抹の不安を残す中、憲兵に事情を聞かれる一行。事情を話し、褒美を貰うのだが、唯一、戦士のライナスには無言の鉄拳が飛んできたのだった。彼こそがライナスの父である貴族、ドミニクであり、彼は息子を勘当すると宣言した。色を失うライナスだが、大義は勇者の意志と共に。一方、クィンスは、ライナスの父から貰った書物によって、ライナスの家自体が僅かな善の血を引いている事を知る。そうして、彼の守るべき使命と、その為の武具の存在を知るのであった…。
…そんな、中盤佳境を思わせるシナリオ。それとは別に、レオとライナスとフレデリカ(前回偽名を使って登場したレオの許婚)の間でも、何やら煮えた会話が行われ…。いやあw 若いw ダンジョンの方は様々なクリーチャーを出してみたのだけれども…スウォームのトラップには引っかからなかった。うーん残念だなあw この冒険で7Lv。遠いなあw PCは凄い強いんだけどなあw
ペンドラゴン。コンベンションに行きまして、久しぶりにPLを。新鮮だw 実に新鮮だw ペンドラゴンという未訳の古いゲームで舞台は「忠臣蔵」。忠臣蔵と聞いちゃあ入らない訳にはいかないねw 最初はてっきり堀部安兵衛が出来る物とばかり思っていたのだけれども、どうやら四十七士はプレイできない様子。歴史に残らぬ四十七士の1人か、はたまた吉良方の斬られ役か…という立ち位置を、己の武士道と重ね合わせて模索する(やあ! ペンドラゴンっぽいね!!)そんなゲームをしたいとか。いや、第一印象が上海な訳ですがw

とまれ、全員が浪人からスタートしつつ、赤穂浪人のイザコザに巻き込まれながら「どちら側につくか?」を真剣に。その間のありとあらゆる忠臣蔵萌えプレイをPL全員で展開し、物凄く濃ゆいストーリーに。何が凄いってクライマックスの瞬間まで、誰も赤穂か吉良かを決めていないw そうして…己の武士道を信じるあまり、または其れを試すため、討ち入りが迫るその刻限に、男達は雪振る神社の前で対峙する。その場所は吉良屋敷と赤穂浪士終結する蕎麦屋の、丁度中間地点であり…。

飄々とした優男が、神社で男を待っている。
腰には刀。
愛用のキセルは行きずりの遊女にくれている。
やがてやってくる巨漢は、やはり大きな槍を携えている。


『来たな…』
「ああ。降ってきたな」
『ああ』


『三郎太…俺はお前を気に入っていたのだがな…』
「…」
『上杉に着いてお前の武士道は成されるのか?』
「この場所こそ、わが本懐」


『残念だな…あと数刻もすれば吉良屋敷に赤穂浪士が雪崩れ込むぞ』
「何だと!?」


『おっと、このままではお前は間に合わぬ、間に合いたいならば…』


す…と、十兵衛の右手が刀の柄に伸びる。


『俺はずっと、お前に勝ちたかった。これこそが我が武士道…』

「成る程、我らには言葉は要りませぬな」


必殺の槍を構える三郎太。
どさりと雪が落ち、それを合図に一合、二号と剣戟が響いた。

赤穂も吉良も関係ない二人が、赤穂と吉良屋敷の間で己の武士道を掛けた大バトル!! もうすっげー! すっげー! 面白かった(実に困ったちゃんであった俺だw)www 他の赤穂に流れた神崎と新木の両名も、旅の途中に倒れた寺坂吉衛門の代役を果たし、名を変えるという離れ業 w いやあ、中々忠臣蔵大好きなピーキーな奴らが集まった、神がかったセッションであったかとw もう、浪人のプレイが楽しくて楽しくて仕方が無いw ああ、そりゃ脱落者もでるわなあ…みたいな。自分の感情とロールプレイをすり合わせていく…わかり易い己の武士道=人生を求めるというロジック、それがこのペンドラゴンのシステムに実にマッチし、いやあ、楽しかった楽しかった。みんな忠臣蔵が大好きなんだねえw こういうセッションはコンベンションじゃないと絶対に体験できないからなあ。いやはや、良い一日でしたよ。俺のやり杉を受け止めてくれた皆さんの器の多きさっぷりに感謝しつつ、ああああ四十七士関係ないじゃんwwwwww と爆笑しながら振り返ってみましたとさ。