送付しますた。

後は運だから、てきとーに祈っとこう。
それはそれとして。


錬金術師リノの研究日誌

「 我らの意思こそ鋼なり! 剣を持て!」



カルの一声が掛かった。
人の並びは方式に従って、意味を持つ。


<防御陣形>である。


地下10階。
ついにケルヌンノスの住処を突き止めた。



「エレオノーラは右だ! クロウは牽制を!!」



カルの指示のもと、クロウ、エレオノーラと攻撃が続く。


しかし、それらはまるで効いていないという風で、
迂闊な踏み込みをしたエレオノーラが、
敵の力任せの反撃に合い、飛んだ。


――ほう、と私は唸る。


公式演算中の、その僅かに残ったタスクで、
私はその動きを追っている。


エレオノーラは自ずから後方に飛んだのだ。
刹那の時間である。


外傷はそれ程でもない。
まあ、解剖学的見地からすれば、
アバラの二、三本といったところだろう。



「やったわね…、倍返しするよっ!!」



不敵な笑みを浮かべるエレオノーラ。
この冒険に出る前までは、剣闘士をしていたらしい。
彼女は血に燃えるのだ*1



以前、彼女に「何故剣闘士を辞めたのか?」と、問うた事がある。
私は錬金術師なので、疑問に対する解を求めねばならないのだ。


ところが、彼女は



「じゃあ、何でアンタは学院を辞めたの?」



と、質問してきた。


全くもって面白い。
私の生き方が、彼女を定義できようハズも あ る ま い に。



演算中に負荷が掛かったのか、フローした処理が
体のどこかでぞぶりと言った。


よろしい。

では、何故学院を辞めたのか、その原因の一端をお見せしよう。



――炎や雷の様に、一瞬の結果ではなく。


――氷の様に、美しさももたらさない。


あるのは、時間をかけながら殺し、
苦悶の合唱を作りながら殺し、
いみじくも汚い死体を作り出す手段。



「はっはっは! 待たせたな!! 諸君!!」



演算が終了し、対象物を包む空気――取り分けて窒素――が、
禍々しい凶器へと形質変化を始める。



エレオノーラが血ならば。



私は毒に魅せられているのだ!!

foeは毒でファイナルアンサーじゃないの? 本当にカンスト255ダメで足りない時なんかくんのかな。毒もう10Lvですぜw ブーストして毒。掛かったらガードok。最強。
流し戦闘ですぜ。惚れる。ちなみにリノの名前はニュートリノから。え、聴いてないってww

あと、それとは別に、やっぱ大槍葦人は神じゃね?

*1:<憤怒の力>